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pink hair Mermaid 2025

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サイズ:3Dキャンバス　200×200mm 厚さ50mm
技法:抽象
画材:アクリル　キャンバス

人魚の絵を描こうと考え、人間の想像上の生き物である《人魚》は、女性で下半身には鱗のある魚の姿が一般的なイメージが出てきました。
ですが、それはあくまで想像上のみのものです。

人魚というのは、概念でしかないのではと思いました。

概念を描く上で、見る方に先入観を捨ててもらう為
人魚の象徴である、鱗で覆われた下半身を切り落としました。
そして女性と言う事のみを残しました。
ですが肌に色を、顔に表情を、ボディラインでスタイルを描いたのでは概念にならないと考え、
見た方の「理想の女性像」を映し出すようにしました。

私の「理想の女性像」は髪が長いと言うことのみでした。そこで、ピンクのロングヘアを描き、顔の輪郭だけを「透明」で描いています。

ジェルメディウムという画材で、乾くと透明になるという性質があります。本来は高さや質感を出すための画材です。
私はこのジェルメディウムを「透明」という色として認識し、描きました。

青は分かりやすく海の色です。

みなさんにはこの作品がどんな人魚に映っているでしょうか？また、どんな理想の女性像が見えているでしょうか？